2016年05月08日

糖尿病で高血圧の患者さんの血圧は140mmHgより下げない方がよい

こんな記事がありました。

糖尿病で高血圧の患者さんの血圧は140mmHgより下げない方がよい / MEDLEY(メドレー)

糖尿病と高血圧には高い相関関係がありますので、「糖尿病で高血圧」という人は多いと思います。そうした人は脳卒中や心筋梗塞にかかりやすいと言われているわけですが、スウェーデンの研究チームが、血圧を下げる治療が、死亡率と病気にかかるリスクにどのように影響があるのか、約7万人を対象に調査した結果を発表しています。

以下引用です。

治療前の収縮期血圧が140-150mmHgで降圧治療をした場合、心筋梗塞や心不全にかかるリスク、また全体として死亡するリスクが減りました。しかし、140mmHg未満では心筋梗塞・脳卒中などにより死亡するリスクが増加し、死亡するリスクは全体として減っているとは言えませんでした。

血圧140というと、日本では危険水準というか、少し高めの認識になると思います。140だと高いので、医師から「下げる治療をする」という提案がなされるかもしれませんが、一概にそうしたコントロールが有効かどうか、しっかりと検討する必要がありそうです。

最近「根拠に基づく医療」という言葉をよく目にします。このような事例も、根拠に基づく医療のよい例だと思います。患者側がリスクとリターンをしっかり把握して意思決定出来るようになればいいですね。

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