糖尿病の入院治療について

糖尿病だと診断され、入院することになってしまったらどれくらいの費用や期間、日数などが必要になってくるのでしょうか?このページでは、入院での治療に的を絞り解説していきます。

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糖尿病で入院したらどれくらいの費用がかかるの?

いざ入院となった時、どのくらい費用がかかるのか気になる方は多いと思います。ここでは糖尿病での入院加療にかかってくるお金について大まかにですが触れていきたいと思います。

どんな費用が必要なの?

糖尿病で入院したらどれくらいの費用がかかるの?

まず、入院するからにはお部屋が必要ですよね?大部屋(内科病棟の場合は4人部屋が多いですね)なのか、それとも個室なのかによっても一日辺りの室料は変わってきます。当然ながら、個室の方が高いです。

それから毎日の食費がかかります。検査入院の場合も教育入院の場合も様々な検査をするので、その検査費用もかかります。

糖尿病での入院で必要なのは、このくらいです。厳密に言うなら、上記に更にプラスして入院用のパジャマやスリッパ、コップや割り箸、プラスプーンなど自分で準備しなければならない物や、テレビや冷蔵庫を動かすためのプリペイドカードなどの諸経費もかかります。

どのくらい用意すればいいの?

こうして挙げてみただけでも色々かかる事はご理解頂けたと思います。でも、皆さんが一番知りたいのは、やはり費用のリアルな数字ですよね?入院費用の請求は1ヶ月ごとにされますので、ここでも1か月分の費用をご紹介します。

  • 教育入院
  • 保険の負担は3割
  • 飲み薬での治療
  • 点滴
  • ほぼ毎日、採血検査や血糖測定あり

この条件の場合、月に15万前後かかってきます。インスリン療法をする場合は更にもう数万円が必要ですが、大体そのくらいの費用がかかると思っておけばいいと思います。

こんな制度があります

入院が長引けば、かかる費用の負担は大きくなります。長期の入院が必要な場合や治療が長引く場合などの負担を軽減してくれる制度があります。これを【高額療養費制度】というのですが、国民健康保険の加入者で一人が1ヶ月に同じ医療機関にかかって自己負担限度額を超えた場合、超えた分の額が支払われるというものです。

自己負担限度額は一定のものではなく、人によって異なります。上記の15万円が1ヶ月にかかっていた場合、自己負担限度額は82430円となります。詳しい計算方法は下記リンクを参照ください。
高額医療費 事故負担シミュレーション/価格コム

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糖尿病の入院治療はどのようなコトをするの?

一言で入院と言っていますが、実は種類があります。糖尿病では【検査入院】と【教育入院】と【通常の入院】の3種類です。それぞれどんなものなのかを簡単にですがご説明いたしますね。

検査入院

書いて字のごとくなのですが、検査をするための入院です。通院時ももちろん血液検査や尿検査などは行っていらっしゃると思いますが、検査入院ではそれらにプラスして心電図の測定、眼底検査、ケトン体検査、腹部のエコーや足の検査など合併症に関わる詳細な検査をします。

また、患者さんの一日を通した血糖値の変化などの確認も行われます。入院の期間は3~4日程度です。

教育入院

教育入院

糖尿病という病気について患者さんによく知ってもらい、医師の治療方針や今後どういった治療をしていくかを説明、理解を深め、お薬の飲み方や食生活をはじめとする生活習慣の改善を図るのが目的の入院です。

入院中には、食事療法、運動療法、薬物療法についての詳しいやり方などをしっかりと教えてもらうことができます。

例えば、食事療法だったら単位についてだとか一日に必要なエネルギーの計算の仕方、どうやってバランスの取れた食事を作るかなどです。お薬の飲み方とか運動の仕方、食事など気を付けているようでも案外ちょっとしかことが間違っているケースは意外と多いです。

入院と聞くと「え、そんなに悪いの!」と身構えてしまいますが、教育入院することによってそうした生活習慣が見直され、回復に向かう患者さんは多くいらっしゃいます。入院期間は1~2週間程度です。

通常の入院

お薬での治療をしていてもなかなか症状が改善しない場合や、重症の患者さんが主に対象となります。入院期間は2週間~1ヶ月ですが、症状が改善しない場合はそれよりも長くなります。

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糖尿病の入院期間について

糖尿病の入院期間について

ここでは糖尿病で入院した場合の入院期間について触れてみたいと思います。前の項目でも記載しましたが、入院には3種類あって、そのどれかによって日数は変わってきます。

検査入院

通院ではなかなかできないような検査を集中的に行うための入院で、大体3泊4日が一般的なようです。検査入院には、この後でご説明する教育入院がセットにされている場合もあります。

教育入院

今後の治療方針を説明したり、食事療法や運動療法の仕方やお薬の飲み方・使い方を覚えてもらうためのもので、期間は1週間~2週間です。

事情があってどうしても長い期間お仕事を休むことができない方などのために、最近では週末だけに複数回入院する【週末入院】ができるところもあるようです。実施しているかどうかは、受診している医療機関で確認してみてくださいね。

通常の入院

重症の患者さんの場合や、お薬での(投薬)治療を続けているのに数値の改善が見られない患者さんに対して行う入院で、症状や入院中の改善状況、また医療機関によって日数は差があるようですが、おおよそ4週間くらいと考えておけばいいと思います。

しかしこれは、あくまで目安です。入院中の食事制限やきっちり管理された投薬でも血糖コントロールがうまく行かない時などは勿論ですが4週間よりも長い期間の入院が必要になります。

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